◆日本経済の先行きは、証券市場の動向を見る限り、決して明るいとは言えない此の時期に“秋風吹く頃から日本株は暴騰する”と超強きの太鼓を叩き出したのがＫＯＢＥ証券の豊田善一会長です。豊田会長は「まだ早いが米国金利は上昇して、いずれ日本も金利を上げる時が来る。米国へ行っていた円が日本に戻って来きます。ソニ−の五〇〇〇円の株価が一万円へ上がったのはその前兆と見ています。

“株はかわるよ”と示している。まだ皆はダメだダメだと言っているが日本株は物凄く変わる！　世界で一番儲かる市場は日本！海外の証券会社が日本に来ている！　絶好のビジネスチャンスだ！　彼らは猛烈に日本市場を狙っている！　ＪＰモルガンが十億五千万円の高値で会員権を取得したのは日本のマ−ケットは儲かると言う現れ」と言うのです。

◆ＫＯＢＥの豊田と言っても知る人は少なくなりましたが、この人こそ野村証券の鬼軍曹として恐れられた事のある人で、営業畑から昭和四十七年に常務、五十一年に専務、五十八年に副社長と異例の出世を遂げた仕事の鬼であると同時に、大変律義の強い人物で一度合ったら必ず礼状を出す心配りの人なのです。寶玉堂とは正会員協会の故金原専務理事の応接間で取締役就任挨拶に来た時に（四十三年）初めて紹介され名刺を交換した事が有りますがやはり天下の野村の役員の威厳があった人でした。昭和五十六年、八千代、光亜、野村投信の合併で第二野村証券の出発と騒がれた総合証券、国際証券誕生の立役者の一人で、当時の田淵節也社長の熱い期待を一心に集めた人なのです。

◆国際証券の初代社長は野村の専務から野村投信にいった川島章司社長が社長となり地盤は固まったとは言え、あらたな発展と舵取り役に人間ブルド−ザ−の仕事師としてドンの大田淵の命を受け、昭和六十一年に二代目社長に就任し業界屈指の地盤を築き、今その道を後進に譲り、現在ＫＯＢＥの会長に君臨している実力者なのです。相場の見方は実践派です。不人気な投信百億円をアッと言う間に完売させた人でもあるのです。此の人が“秋風吹く頃に株は大暴騰する”と言うのです。

◆ＫＯＢＥ証券は光陽グル−プの一角に有り、オ−ナ−の川路耕一会長は闘争心が非常に強いこれ又実力者です。二〇〇〇年ビっクバンのリ−ダ−として注目され期待され、その要素を秘めている人です。このグル−プの指南役が豊田善一会長なのです。






　　■　爺は皆様に考えて戴き儲けて貰う。其の為、此のメッセ−ジを送り続けているのです。

ＫＯＢＥの豊田善一会長

野村の鬼軍曹