『知恵蔵』
武将達の戦略
“己を知り己に生きた”立派な相場師の話しです。 「算盤も嫌な返事で縦に振る」
英知 明晰にして何事に対しても蔑ろにしない人望高き 井上徳三郎のお話しです。
波乱の人生を送った 相場師 の話です。
正義の 相場師 岩本栄之助 の話です。
大正時代の海運ブ－ムで大儲けした人達です。
家業の綿花農場で働く事を嫌って１６歳で家を飛び出し、新聞売りを振り出しに社会の
荒波に乗り出し、１７歳で相場の世界を知り２４歳で金儲けの味を知り２６歳に証券外
務員に転職しマネ－ジメントの一方、手張りを遣り出し昼夜を問わずに図書館に通い
調査・研究に没頭し頭角を顕わし、３０歳で巨万の富を掴んだ男の話です。
弱冠２５歳で出資金百ドルを手に「投資パ－トナ－シップ」を設立し
本格的な株式投資を始め、今や全米ナンバ－ワンの資産家と言わ
れている男
「貧乏人はロシアで政治は出来ない。誘惑が多すぎるから。金が無い政治家は地位を
利用して汚職に走る。だが、富を築いた者は利権に関心がない。だから私のようなリッ
チマンが求められているのだ！」とロシアの相場師は語る。
明治１８年に栃木県馬頭町の豪農の家に生まれ裕福な環境で育ち中学生時代に
大喧嘩をして学校から追放された問題児であった
資産2000億円を遺して死んだ怪物相場師
“汚く儲けて、奇麗に使え”を実践した相場師、 島 徳蔵 の話しです
東南アジア通貨の下落で混乱の嵐を呼び起こした犯人と云われた「非良心
的なトレ－ダ－」「国際的犯罪者」と痛烈に批判された男のお話です。
火は恐ろしいが人間は火を離れては生きてはいけない。今日の利殖においては株式は
この火のようなものだ。此れを始めたら研究努力をしなさい。株はアナタを金持ちにする。
食事中でもトイレの中でも風呂に入っていても道を歩きながらも教科書や参考書は
離さず、運転中はテ－プを聞き、信号待ちの時はすかさず教科書をハンドルに乗せ
読む程の超猛烈な勉強男のお話しです。
中国最古の戦略家と言われている軍師です
負けん気の強い横太りの肥満体、頭が大きく背が低い所は、毛布とタマネギの産地、
山車を曳いて豪快に町中を突っ走る喧嘩祭り出身だからかも知れません。
この藤平の不幸の始まりは一昨日お話した正義派 悲劇の主人公 として名を残した
岩本栄之助に対するライバルから始まり、北浜では 奇人・変人 と云われた狡猾男です。
会社ゴロを使い巧みに人を操り、利用する智才に長け、大阪財界の切れ者として、多く
の会社役員にも関係していた野心家で仲間からは意外に期待されいた不思議な性
格の持ち主でした。
相場の実地研究の結果は「客が相場を張るやる。
其の奥で店自身が相場を張る形になっている。
結局は相場は賭博に過ぎないことが分った」と悟り
廃業した男の話です。
後世に資産と名前を残し今でも語り継がれた相場師の元祖が田中平八なのだ。
野村証券の鬼軍曹として恐れられた人で、営業畑から昭和四十七年に常務、五十
一年に専務、五十八年に副社長と異例の出世を遂げた仕事の鬼であると同時に、
大変律義の強い人物で一度合ったら必ず礼状を出す心配りの人なのです。
野村証券の前進、 野村徳七 の話です
何度か相場で無一文になつた51歳の
現役 トレ－ダ－ の話しです。
明治から大正時代の大阪北浜にも「相場師・天一坊」と言われた男がいたのです。本名、
松谷元三郎と言い、一家離散した廻船問屋の和田利兵衛の妾の子で、松谷家の養子とな
りこの家も潰れ、小学校中退で加賀商店という株式仲買店にデッチ小僧になったのです。
紀伊国屋文左衛門に勝るとも劣らぬ 北浜太閤 。 本名「 松井伊助」
ですが
仇名の由来は豊臣秀吉に似て小さいからだの知恵者だったからです。
友人向けテレホンメッセージを仲間から再度聞きた
いとの要請で其の一部を掲載。
明治から平成の経済の怪物たちが心の支えとし決断の指針板344名
●どのようなきっかけでマーケットに興味を持つようになったのか
●過去に犯した最悪の失敗とそのことから何を学んだか
●自ら構築したトレード法の裏にある概念
●心理的・性格的に、自分のどういう資質が成功をつかむカギなのか
●トレーディングで大半の人が犯す過ち、大多数の人の認識の間違い
友人向けテレホンメッセージを仲間から再度聞きた
いとの要請で其の一部を掲載。
駿河屋事件に纏わる背後の闇紳士達
ソロバン片手に小掬い戦法に徹し財を成した重鎮古九。
株で儲けて政界に乗り出した蔵内着炭。
ストライキ節の本家の中島東雲。
政治家と組んで財を成した諸戸伊藤、中太、岩彦、魚治、等
後世に名を残す相場師は全部が暴落後の反騰相場で巨万の
みんな巨万の富を築いたのです。